中学・高校留学で公立にするか、私立にするか、というのは学校選びの中で大きなポイントですね。
留学エージェントさんによって公立を強く勧めたり、私立を強く勧めたり、というのがありますが、私たちワイエー留学ではどちらかを特別強く勧めることはまずありません。特別にどちらかがとても良い、とても悪いというのはないからです。そのご本人の性格や学力、求めているものなどをお聞きしてから、それならこっちの方が良いのではないですか？というご提案につながります。
それでもなんとくでいいから私立と公立の違いを知りたい、という方が多いのでご紹介しますね。
一番の大きな違いは費用の金額です。
私立は公立の1.5倍から2倍の費用が掛かります。
中でもお安いところは1.3倍くらいのところもあるので、予算や希望を相談の上相談します。
次に大きな違いは、勉強の取り組み方です。
私立は勉強に対してとても意欲的で、宿題の量や課題の量などが公立に比べて多いのが特徴です。
どんな風に違うかというと、例えばTutoringといって意味合い的には家庭教師というような意味になりますが、家でやるわけではなくて、学校の放課後やランチの時間にわからないところをマンツーマンで教えてくれるシステムを多く取り入れているのが私立になります。このTutoringは費用が掛からない学校が多く、在学生はだれでも利用できる学校がほとんどです。
例えば月曜日は数学、水曜日はサイエンス、木曜日は英語、と科目などが曜日で決まっていて学校によってはサインアップシートに名前を書いて予約する場合もありますし、Tutoringしている教室へ直接行ってわからないところを聞きながら自習するタイプのもの学校もあります。こういうのが公立よりも私立の方が多い、という点が大きな違いです。
そういった勉強のサポートが強い分、勉強熱心な学生も多いという事になりますので、ついていくのがつらいと感じる人も少なくはないと思います。ただ勉強を頑張っただけ、大学進学や日本の帰国生受験などではプラスに出ることも多いですのでいいですよね。ただ勉強だけが留学のプラスか？と考えると違うようにも思います。自由な環境で自然に入ってくる英語、日本の忙しさから少し離れた伸び伸びとした勉強環境なども留学の魅力でもあります。
何を一番と考えるかはそれぞれの人の自由です＾＾
その辺を一緒に相談しながら考えていくこともカウンセリングの一つですので、そういったことを相談していくことが大切だと考えています。
他に大きな違いといえば校則の厳しさの違いも大きくあります。
公立は自由な校風が多く、私立は比較的厳しめの校風になりがちなのが一つの特徴です。どんな風なところに出るかというと、例えば制服です。公立は比較的日本と同じように年々スカートの丈が短くなってきていますが、私立ではそんなことは許されず、ひざ下長めのスカートが一般的です。ほかにも制服として外では帽子の着用が義務付けられていますが、公立の子はその辺が自由で持ち歩いていなければいけないのですが、かぶらなくてもあまり注意されないためカバンの奥の方にいつもつぶれてしまっていることもしばしばです(笑) それに比べて私立は帽子をかぶっていないと居残り罰則などをつけられてしまう学校が多くあります。
公立私立どちらにしてもよいところがそれぞれあります。上記で述べたような大きな違いだけでなく、細かいところで色々な違いがありますね。
時々公立なんて行ったら良くないとか、いじめられる！！というエージェントさんがいたり、親御さんがいらっしゃるかもしれませんが、私は今までの留学生を見ていてそうは思いません。かといって特別公立の方が良いと思うこともありません。どちらにもそれぞれ良いところがあり、留学するご本人やご両親が希望する留学スタイルがどの学校に行けば近くなるか、というのを考えて選ぶことが大事だと考えます。
私立も公立も同じ目線で冷静に違いを比べて考えることが大事という事ですね。
是非私たちと一緒にいろいろ考えてみましょう。
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