留学は国によって様々な点でできる事と出来ない事がそれぞれあります。必要なビザも様々で、行きたい期間や内容、予算などにも合わせて渡航を考える必要があります。そもそも「どういう雰囲気で留学生活を過ごすのか」という点もとても大事なポイント。
ワイエー留学では、オーストラリアのクイーンズランド州をベースに未成年の留学スタイルをご案内していきます。
オーストラリアでの留学
概要
オーストラリアは国土が日本の約20倍にもかかわらず、人口は日本の4分の1というとても環境に優れた国。親日家が多く海岸沿いに主要都市が連なり、どの都市もそれぞれの良さがあり、住みやすい事で留学先として人気です。
現地の人には親日家の人も多く、また国全体でも第二か国語として日本語教育を取り入れている学校がとても多いのも特徴。日本語の単語や挨拶を知っている現地の人も多く、とても友好的です。
日本から近い都市だと8時間ほどで行けるのも人気の理由。未成年の留学の場合は移動も心配です。乗り換えはなく、直行便で行くことができます。
オーストラリア留学生活
午後2時、3時ころまで学校で勉強をし、その後図書館へ寄ったり、お友達と近くでショッピングを少し楽しみ、夕食の時間には帰宅しているのが中高生の生活の基本となります。
毎日の通学も一部の短期留学以外は自分でバスや電車で通学します。
町が比較的にきれいで安全であるよう、しっかりとして法整備ができているクイーンズランド州は、未成年にとってはとても安心して過ごせる環境です。
オーストラリア留学に適したビザ
種類 | 滞在 | 就学 | 仕事 | 旅行 | 適した留学スタイル |
観光ビザ(ETAS) | 12週間まで | 12週間まで | 不可 | 可 | 3か月以内の留学に◎。また下見や学生ビザの前に使うのもあり。一回取得すると最大の滞在は3か月だが、いったん出国すると1年間何回も入国ができる。 |
学生ビザ | 制限なし | 制限なし | 可
(条件あり) |
可 | 勉強をしっかりするための留学なら、絶対に学生ビザ。多少の制限はあるが仕事もできて、期間も勉強したいだけ滞在ができる。 |
ワーキングホリデービザ | 1年間まで | 17週間まで | 可
(条件あり) |
可 | 1年間の滞在中に最高4か月まで勉強が可能。一定の条件を満たたせば2年目のワーキングホリデービザが申請できる。 |
オーストラリア滞在方法
18歳以下の未成年の場合は
・ ホームステイ
・ 学校の寮
中学高校の留学の場合は、学校がホームステイを責任もって用意しなければなりません。別の国の留学の場合はその点がきちんとした規定ができていないことから、ホームステイでトラブルになることが多々ありますが、オーストラリアではビザの要件からも厳しい規定があるため、学校も学生も、ホームステイもいろいろなことを守って安全に生活できるようになっています。
大人の場合は
・ 民間の学生専用アパート
・ シェアハウス
・ ホームステイ
大人の場合はどこに住んでも自由です。その部屋探しをすること自体も留学での試練であり勉強の一つになると思います。
どの町に留学する? 都市別の生活スタイル
ブリスベン
ブリスベンはクイーンズランド州の州都であり、オーストラリア全体では第3番目に大きい都市。日本人が他都市に比べて少なく、気候や都市のサイズがちょうどいい。 遊びすぎてしまう心配がないから勉強にも集中できる。 (観光箇所が少ないのがちょっとさみしいですが、未成年にはちょうど良い👍)
ワイエー留学のオフィスがあるのもこのブリスベン。パスポートの更新ができる日本総領事館もブリスベンにあり、ワイエー留学のオフィスから歩いてすぐの場所です。
気候がよく穏やかで、都市でありながらリラックスできる町、外部から来た人を受け入れ自分もそこで育ったブリスベンの子になったような、そんな気持ちで毎日の生活を送ることができるのがブリスベンの特徴です。
日々の移動はバス、電車、フェリー、そして電動スクーター。18歳以下はあまりお勧めしませんが、電動スクーターも今は町中で見かけます。ほかの都市よりもきれいで便利にできていると評判のブリスベンです。
ゴールドコースト
■□オーストラリア現地情報サイト□■
Sun Brisbane (英語/日本語サイト:売ります買います、バイト探し など)
日豪 (日本語サイト:ニュース、住まい探し、バイト探し、旅行情報、レストラン情報 など)
達人 (日本語サイト:旅行情報、住まい探し など)
ニュージーランドでの留学
■□概要□■
ニュージーランドは何といっても自然があふれる空気感を体いっぱいで感じることができるのが魅力。広大な大地と広い空、様々な動物たちと共存できる留学先としてとても人気。ゆったりと流れる時間と、ピースフルなニュージーランド現地の人との交流を楽しみたい。
■□ニュージーランド留学滞在方法□■
滞在方法はほとんどの場合がまずはホームステイ。その後フラットと呼ばれるシェアハウスタイプの滞在先を探すケースが多い。シェアハウスのパターンは一軒家も多く、広々としているお部屋も多い。シティ(その町の一番の中心街)でのフラットでは一部屋を同性同士でシェアするシェアルームが一般的だが、一人$150以上(二人で1部屋$300以上)とかなり値段が高くなるため、少し離れた場所で一人部屋を選ぶ人が多い。
■□ニュージーランド留学中のお仕事□■
お仕事は一番多いのが日本食レストラン、お土産屋さんやギフトショップなど。地元のレストランやバー、カフェなどを狙いたいところだが、何かと英語が必要なのが現状。しっかり英語を勉強しながら日本食レストランなどでバイトをし、その後英語力が上がってから地元のバイト先を探すのがおすすめ。
ワーキングホリデービザの場合は12か月のビザ期間の中で、期間制限なく仕事をすることができるのも魅力。オーストラリアはビザ期間中、同じ雇用主の下で働くのは6か月間まで、という規定がある。ただ制限がないと気が付いたらもうワーキングホリデービザ期間いっぱいになっていることも多く、やめるタイミングが見つからず「日本食レストランでの仕事漬け留学」になってしまう事も多い。その辺はしっかり留学スタイルを考えておく事が必要です。
※頑張るみんなの留学応援団でお申し込みの場合は渡航後のバイト探しやシェアハウス探しのコツ、や注意点、インターンシップの相談など無償でサポートしていますのでご安心ください。
■□ニュージーランドのお勧め都市□■
オークランド | ニュージーランドで一番人口の多い街だけあって、おしゃれで便利な街。海がすぐ近くで海を見ながら暮らせるような一軒家でシェアハウスもできるほど長閑でありながらも、都会の要素もある住みやすい街。 |
クライストチャーチ | 町中にイギリス色があふれるクライストチャーチ。名前の由来でもある開拓者たちの出身がイギリスのオックスフォード クライストチャーチカレッジだったこともあり、町中がイギリスらしい建物だらけ。多国籍なオークランドとは異なりイギリスからの移民が多い。 |
■□ニュージーランド現地の便利サイト□■
NZ大好き (日本語サイト:仕事求人、住まい探し、売ります買います など)
New Zealand Jobs (英語サイト:仕事求人)
Trade ME (英語サイト:売ります買います)
Seasonal Jobs (英語サイト:ファーム仕事情報など)
ニュージーランド掲示板 (日本語サイト:仕事求人、売ります買います、住まい探し、仲間募集など)
フィリピンでの留学
■□概要□■
日本からも近いアジア圏の英語留学先のフィリピン。人気の理由は滞在と学校が一体型となった、短期集中英語学習。一対一のマンツーマン授業や、朝から夜までとにかく英語漬けになれるのがフィリピン留学の特徴。街は比較的安全な場所に位置している学校が多く、もともとは韓国人経営の語学学校が多かったが、今は日本人経営の語学学校もかなり増えてきた。フィリピンでは英語を勉強するにあたって、発音が気になるのが正直なところだが、実際は留学したての数か月は中学英語を思い出すのにとても時間がかかってしまっている人も多い。そのため、先にフィリピン留学で集中して英語の勉強をし、そのあとオーストラリアやニュージーランドでネイティブとの英会話の上達に努めるというのが理想的な留学方法である。フィリピン留学では日本人と韓国人がほとんどだが、英語を話し、英文法の勉強のみに集中しているためあまり気にならないとも言われている。
■□フィリピン留学生活□■
朝起きて、校内または学生寮の学食で朝食、その後午前中にマンツーマン授業でしっかり勉強、ランチもまた学食でとった後に今度はグループクラスで勉強。クラスの後も自習室で勉強をし、夜ご飯前にちかくのショッピングモールで買い物をする、といった生活が一般的。短期集中型ということもあり、楽しむというよりはきちんと勉強するということを目的にしている人や、またその次の留学先が決まっている人が多い。
■□フィリピン留学滞在方法□■
校内にある学生寮、または学校が提携している外部の宿泊施設に滞在。もともと学校の費用に滞在費が含まれているケースがほとんど。含まれる滞在にはシェアルーム(二人部屋)かシングルルーム(一人部屋)かを選ぶことができる学校もある。食事はほとんどの場合が含まれているが、小さなキッチンがあるため簡単な料理なら自分ですることもできる場合が多い。門限がある学校も多く、外出は門限内でのみとなる。
■□フィリピン留学中のお仕事□■
フィリピン留学ではほとんどのケースがアルバイトやお仕事をしない。英語にとにかく集中しているため滞在も学校内というのがほとんどのためである。ただ学校内で仕事経験としてインターンシップやボランティアワークで経験を積むことはできる場合もある。ある程度の英語力が上がり余裕が出てきたら、そういったポジションを学校担当者に聞いてみるのも一つの方法です。
■□フィリピンのお勧め都市□■
セブ島 | 観光地としても人気なセブ島。リゾート地として有名な場所だが、その中の治安が良く安全な場所として語学学校も多い。 |