留学する上で必要なのは”語学力”、なんて当たり前のことを言っている方も多いですが、そもそも語学を学びに行くんですから、語学力がもとから高くなくたっていいんです。
来る前から勉強を始めたり、渡航後もモチベーションを高く持ち続け堕落せずに勉強を続けることは大事な事。
でも、それ以外のスキルで必須と言っても過言ではないスキルが、”パソコン力”です。
ITが発達した国と言えば、世界中誰もが「日本」が候補に挙がるはず。
そんな国に生まれた私たち日本人でも、パソコン力はかなり低いってご存知ですか？
オーストラリアでは小学校の高学年からパソコンでの宿題やエッセ、レポートの提出などが必要になってくるため、中学高校留学では手書きのレポートなんてほぼありません。
公立高校は週によっても異なりますが、例えばQLD州では7年生(中学1年)から本格的使われ始め、それも何年も前から州政府が取り組みを始めていて学校が端末を一人一人に貸し出す制度ももともと当たり前のように行っていました。今では所持する人も多い為、自分のノートパソコンを直接学校へもってきて勉強に取り組む方式も新しく始動しています。
学校での課題のリサーチ、エッセのレポート作成、調査のための検索エンジンの使い方、メールでの課題提出、そういったことが当たり前のように行われてきているのです。
でーたエッセイさんの記事にもありますが15歳の中学生がパソコンを使わない率が日本は高すぎるんです。
そのくせゲーム機の保有率がかなり高い。
要するにゲームスキルは高いが、実用のITスキルは低いという事。
パソコンの保有率も先進国の中では日本はぶっちぎりで最下位。
中学、高校留学での勉強の難しさは英語だけの問題ではありません。日本での宿題や課題の取り組み方の違い、解答方法の違いなどから、プリントの問題を解いてくるだけというようなスタイルに慣れている日本人にとっては、これについて意見を述べよ、これを説明せよ、というような問題は不得意中の不得意・・・・。
それにプラスしてパソコンで提出しろ、なんて言われたらもっと大変…。
最近の学生はパソコンやITスキルにたけていると思いきや、実はすべてスマホのスキルが高いだけ、という学生も多いはず…。実際のパソコンでレポートを書いたり、検索して調査をしたり、表やグラフなんかを作ったり、メールを作成して本文をきちんと書いたり、そういったスキルを使う場面はほぼ皆無…。
他の国からは日本人にとってはこんなの簡単でしょう？と思われているのに、実際は使えない事が多いのが現状。
中学高校留学では英語力も、社交性も、自立心もすべて必要ですが、プラスしてパソコン力も必ず必要になってきます。日ごろから何かとワードで作ってみる、何かとエクセルをさわってみる、同じメールを送るならスマホじゃなくてパソコンで送ってみる、そういった心がけですぐになれることが出来るスキルです。
また、もしOSの言語を選べるのであれば日本語ではなくて英語に変更してみてください。
OSというのはOperation Systemといって、例えばWindowsとかMac(iOS)など。要するにパソコンが日本語仕様だと、日本語ではわかるけど英語でわからないという事になります。
はじめて英語に変えた時は大変だと思いますが、メールの添付をAttachmentと呼ぶ、列をColumnと言う、そういったことが自然と身についてきます。渡航後にすべてがそういう問題がのしかかってくることに比べれば時間の余裕も調べることも容易にできる間に、こういった言葉に慣れておくとよいでしょう。
では語学留学、ワーホリ留学ではどうでしょう。間違いなく同じくパソコンスキルは必要になります。
それはまた次回に^^
頑張るみんなの留学応援団(ワイエー留学)でお申し込みの中学・高校留学の方に無償でパソコンスキルの向上講座を開いています。一人一人のレベルにをチェックして、最低限必要なパソコンスキルをお教えしています。渡航前には必ず早めにお申し込みの上、こういったスキルの向上も一緒に上げていきましょう。
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