よくお問合せ頂くご相談の中に、
「現地校で受かるためには日本の成績がどれくらいなければいけませんか?」
というものがあります。
とっても気になるところですよね。
平均的な成績でも行けるのだろうか・・・
英語だけは得意だけどそれ以外は全然良くないのに行けるのだろうか・・・
全体的に勉強自体があまり得意でなくて、あまり成績もよくないけど留学は無理でしょうか・・・
他のエージェントさんにお話を聞くと「まず無理です、と言われましたがやっぱり無理ですか?」と連絡を頂いたこともあります。
一般的に言って難しいでしょう、というのは事実かと思いますが
まずはどの学校を目指すか、どの学校へ行きたいと思っているのか、というものによって必要な成績は異なります。
大体一般的に言ってどれくらいあれば安心か、というと
成績表の科目すべての平均が 約3.5 はあると良いでしょう。
ではそれ以下だと無理なのか?
いいえ、無理ではありません。
行ける学校もたくさんあります。
私達がお手伝いさせていただいている学生さんの中には、平均2.0 だった学生さんでも留学した方はいらっしゃいます。
成績が悪いから行けない、のではなく、受け入れてくれる学校は少ないかもしれませんが、いける学校は大体は見つかります。
ただ、行ってからが大変な部分はあるでしょう。
でも、大変といってもみんな大変です。
英検2級を高校1年生で持っている子でも、行ってからは大変なんです。
例えば、Aさん。
もともとシャイで自分から話しかけるタイプではない学生さんですが、
とても英語が得意で英検2級を持っています。
例えば、Bさん
英語も赤点、他の科目もあまり勉強が得意ではないけれど、
おしゃべり好きで誰にでも物おじせずに話すタイプ。
その場合、受け入れられる学校は異なるかもしれませんが、どちらも現地校には合格できますが、問題はその後です。
Aさんの問題は、英検でしっかり英語力はあるし英語もわかっているけれど、声が出ない、話す勇気がない。
その為学校ではスピーキング力が無い、とみなされて本科コースへなかなか進めません。
英検準二級や二級を持っていても、9ヵ月、もしくは1年掛かる人もいます。
それとは逆で、Bさんはというと英語は不得意、他の科目でも勉強自体はあまり得意ではない学生さんでも
物おじせずに周りのクラスメイトや先生にも話しかけ、授業中でも間違っている英語でもどんどん話して質問し
その為に、スピーキング力は問題ない、と判断されることが多くあります。
逆に問題になるのは、長文のライティング力です。英語の文法というよりは感覚で話せているBさんなので
具体的に英文法を駆使して長文を書くことが苦手なのです・・・・。
どちらも結局準備コースが長くかかってしまうのは一緒ですね。
そこで、ではどういう人が一番いいか、どんなふうに過ごせばいいのか、というと
真面目に取り組むことができる人、というのが一番留学に向いています。
英語の得意不得意ではなく、真面目にやらなければいけないことに取り組むことが出来れば
準備コースは突破出来ると考えます。
勉強ができる出来ないではなく、成績が良い悪いではなく、
決められたことが出来ない、ルールが守れない、提出物が出せない、という人は問題になりがちです。
問題になるというのはどういう意味か、というと学校から勧告レターが発行され
それが重なるとビザキャンセル、退学や帰国に追い込まれる、という事になります。
その重さもきちんと理解して、しっかり頑張ることができる、もしくは頑張らなければいけない、という事をきちんと理解している学生さんであれば、さほど成績は気にならないと、今までのサポートで感じています。
日本の勉強方法や授業の在り方、成績のつけ方は独特ですよね。
その形にうまくはまらない学生さんだって多いかと思います。
オーストラリアでは、自分の意見をしっかり伝えて、実践やプレゼンテーション、実務や行動、
答えが決まっているテストではなく、自分の考えや調べたことをまとめるレポートやエッセイを主体に
日本とは異なる教育方針も多くあります。
成績があまりよくないから・・・と落ち込まずに一度留学の道も考えてみても良いのではないでしょうか。
お考えいただいた上でそれがベストではないと思った場合でも、お支払に進む前であれば私たちはいつでもキャンセルが可能です。
一度是非ご相談くださいね。
ワイエー留学
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