中学高校留学のご相談を受ける中で、よく聞かれるご質問に
「留学後の進路」があります 🙂
気になる一つですよね。
例えば日本で中高一貫校などに行っていたり、大学付属中学に行っていたりする方は
せっかく付属で行ける予定の大学があるのに、それを蹴ってまで留学する方がいいのだろうか・・・と。
留学をした後の進路は皆さんどんなところに行く人が多いのでしょうか。
簡単に言うと、日本の大学と現地の大学の割合は 50:50 という感じです(感覚的ですが)。
今まで私達が見てきた学生さんのケースを元に、日本の大学を行く学生さんと、現地の大学を選ぶ学生さんの傾向をまとめてみました。
※あくまでも感覚的なものです。
日本の大学へ行くケース
・女の子に多い気がします
・特に日本の女子高生に少しあこがれを抱いた子は、日本で楽しい女子大生になりたい、と感じる事が多いように思います。
・帰国子女枠での大学受験がほとんどで、多くは受かっています。
オーストラリアの大学へ行くケース
・男の子に多いように思います。
・将来を考えて海外の大学の方が良いと思った、という方がおおいようです。
・大学中はアルバイトをして、お小遣いは最低限(もしくは無し)で頑張る子が結構います。
もう一つ、多くて悩むのが
「ギリギリ変更組」です。
日本の帰国子女枠受験は大体9月から始まり、11月頃に2回目の受験期間がきます。
大体9月で受験して受かっている子は、残りの12年生の12月まで悠々と過ごせますが、決まっていない子は11月でも再度帰国子女枠受験をします。
オーストラリアでは1月から始まり12月で終了なのですが、卒業式は大体11月15日あたり。
その時点で9月の受験で受かっている子もいれば、2回目の11月シーズン真っ只中の子もいますね。
受かっている子は日本の大学へ行く気満々^^ とても楽しみにしている状況ですね。
11月の分で頑張っている子は受かるかどうか気が気ではない状態かもしれません。
そんな中卒業式を15日頃に迎えて、その後はすぐに大体帰国します。年末年始と日本で過ごすためです。
そこで、卒業後の最終修了証書と成績が送られてきます。大体12月中頃になります。
成績表と修了証書はいいとして、OP(今後ATARに変更予定)という総合偏差値のような数値が通知されます。
これは個人個人で出る数値で(OP登録している学生のみ)、その数値で現地の大学へ合格するかどうかがわかります。
そこで何が起きるかというと、
「思ったよりもいいOPが出た!!」
※今後はOPではなくATARに変わりますが。
この場合のように、お持っていたよりもよいOPが出て、世界ランク上位の大学に行ける!とおもって急に進路先を変更するというケースが多々あります。
日本でだけ有名な大学よりも、世界的なランキングで上位の大学の方が世界で活躍するつもりの学生にとっては絶対プラスになる、と考える方が増えています。
そこまで良いOPでなくても世界ランク上位の大学に行くことは可能なのですが、実際に取ってみないと学生さんご本人としては現実的に考えられないという部分もあるようです。
実際のOPが出て、具体的に「この大学のこの学部に行けるの!?」と目の当たりにして、「だったらオーストラリアに残る!」というように思います。
多くの場合留学生は英語力の関係から1学年下から始めることも多いのですが、大学に入ってしまえば年齢のことなんて気になりません。なおかつオーストラリアの文系の多くは3年間ですから、日本の4年大学に比べれば早く終わることができ、年齢的な意味ではプラマイゼロに近い状態になれるかと思います。
進路については私達もまだまだ勉強しなければならない部分ですが、一緒に悩み、過去の例などを踏まえて一緒に考えることはできると思っています。
それも含めて留学のサポートだとお持っているので、年末は何かとバタバタします^^
ご相談のある方はいつでもご連絡くださいね。
現地オフィス 07-3218-1216 (オーストラリア/ブリスベン)
日本オフィス 050-5539-5772 (日本 東京)
info@ryugakuouen.com