普段から気を付けていても具合が悪くなった時にはやっぱり病院を受診したいですよね。
我慢することでもっと体調が悪化したり、国によっては病院のシステムが全然違うので、
専門医に見てもらうまでに時間がかかったりすることもあるようです。
そうは言っても医療用語わからんし!!
治療費高かったら怖いし!!
ってことでオーストラリアの病院システムと料金について調べてみました。
オーストラリアの病院システムの基本
・一般開業医GP
日本では初めから何科に受診するか選んで病院に行きますよね。皮膚科や眼科、内科など症状によって診療所をえらびます。
オーストラリアでは症状がなにであれ、誰でもGP(General Practitioner)とよばれる町医者を受診しなくてはなりません。
どういう位置づけかというと、ファミリードクターとも(日本では)言われたりしている町のクリニックの様なもので、要するにかかりつけ医ですね。別に「あなたをかかりつけ医に任命します!!」と言わなくたって良くて、単純に同じドクターに自己的に行くだけ。だから自分が良ければ毎回違うGPに行ったってOK。同じところに行くと何が良いのかというと、毎回の病気を把握してくれていたり、今飲んでるお薬を把握してくれているから別のお薬出すときに一緒に飲んでも大丈夫か考えてくれていたり、以前こんな症状があったから…と過去の症状で新たな発見をしてくれたり、その人個人をたったの20分で診察するんじゃなくて長い目で一緒に健康を考えてくれるっていうのが良いところ(もちろん毎回バラバラのところ行ってたら意味ないけど)。
留学中に一番お世話になるのはこのGPの先生。
各都市に日本人のGPの先生もちょいちょいいるので、女の子だったら生理不順や皮膚が荒れたり、頭痛が酷かったり、そういうちょっとしたことでも相談できるのが良いですよね。また、日本ですこし治療したいな、と思ったときに学校へ提出するMedical Certificate(診断書)を書いてもらったりするのもこのGPの先生。そのため日本人の先生がいると頼みやすいですね。
・検査機関
風邪など症状が軽い場合などはGPで薬を処方してもらい終わりますが、血液検査・X線・超音波など検査が必要な場合は別にある検査機関に予約をとり検査をし、長ければ1週間くらい結果を待ちます。
・専門医
検査結果や専門医の受診が必要と判断された場合、紹介状を書いてもらい専門医の予約をとって受診する。
ですがこの専門医の予約も2~3日後に取れれば早い方で数週間待つこともざらです。
もー読んでるだけで面倒くさいですね…。
ため息が出てきます…。
では気になる治療費。
診察20分以内$70程度。
オーストラリアの診察代はなんと診察の時間に比例して高くなる。
なんだそりゃ!!!
単語がわからなくてもたもたしてたらどんどん高くなるってこと!??
まぁでも大体20分以内くらいで終わります。早いと10分くらい(笑)
でも大丈夫。
・海外旅行保険
皆さん海外に行くときは何かしら保険に入っていきますよね。
加入した保険のキャッシュレス対応の病院を選べば現金不要で診察を受けることができます。
保険を選ぶときに、自分の留学先現地にキャッシュレス対応してもらえる病院があるかどうかを確認するのもポイント。
とはいえ、「別に後からお金が戻ってくるなら別にキャッシュレスじゃなくてもいいけど…?」
という人は、それはそれでいいと思います。ただ請求処理が面倒臭かったりしますが…(汗)
キャッシュレスとはなんぞや?
これは保険会社が直接医療機関に支払いをするのでつまり自己負担額¥0
このキャッシュレス、日本に帰ってから支払いがあったりするの?と気になったのですが、
日本に帰ってからも支払う金額はないようです。
要するに普段日本で自己負担3割の保険を使っているのが自己負担0の保険で受診するという意味だそうです。
なんと頼もしい!キャッシュレス!!
でも保険対象となるケガ・病気の場合においてなので自分の保険がどんな病気を対象としているか、
よく確認しておくべきですね。
ちなみに保険会社の緊急時ダイヤルに電話すれば現地でキャッシュレス提携している病院を教えてくれますし、
病院の予約もとってもらえたりするみたいです。
保険を使う場合は保険の番号をクリニックに提示する場合があるのでコピーは必ず持っていってくださいね。
次回は各都市の日本人の先生のリストをご紹介します♪