留学する際によく確認するポイントとして言われているのが
母国語禁止ルール
English Only Policy と英語では言われる
これはとっても留学生にはありがたい英語を向上させるためのサポートになる規定。
これがあるから大丈夫!
これが厳しいから大丈夫!
はたして何が大丈夫なのか!?
勘違いしてはいけません、大丈夫なのは自分が一生懸命やるかどうかの話し。
この規則があるから、やりやすかったのは事実かもしれません。
でもこの規則があるから大丈夫なんてことはあまりありません。
先日「母国語禁止ルールがあるので、一切の日本語を話さないって事ですよね?」と聞いてきた方がいました。
日本にいて現在留学を検討している方で、エージェントさんにそういわれたそうです。
「そんなわけないじゃないですか・・・・」
もし「そうですよ」といったエージェントさんがいるなら、どうかしています…。
日本語を校内で一切話さない、というのは理想ですが現実は話しますよ、それは…。
残念ですが、どんなに厳しくしたって見張りが一日中逐一学生一人一人を見ているわけじゃないので、やっぱり話してしまいますよ…(寂)
まず、覚えておいてほしいことは、
「母国語禁止ルールを過信してはダメ!」
「それに頼り切って渡航するのはダメ!」
という事。
そうなるとどうなるかというと、渡航後に
「学校で日本語話している人とか母国語話している人結構いて嫌だ…」
「母国語禁止ルールがあるって言ってたのに全然厳しくない」
そしてしまいには
「そのせいで自分の英語が伸びない…」
そういう風に思ってしまいます。
それは、母国語禁止ルールのせいにしすぎというものです。
鬼みたいなことを言ってすみません。
でもそうなんです、英語が伸びるかどうかは極論は自分次第なんです!
母国禁止ルールがあるからと言って行った語学学校で平気で日本語を話しまくったり、せっかく授業時間が長い学校に行ったのにバイトばかりして学校に行かなかったり、それぞれの理由があるんだと思いますが、「英語を伸ばしたくて来た」、「どうしても英語を伸ばしたかった」、というのであれば、今から言う鉄則を忠実に守って、毎日頑張ってみてください。確実に速いペースで向上するはずです。
では、どんなことをしっかりすれば英語力が向上するのかというと
① 英語と日本語のバランス
② 予習と復習
③ スピーキング経験値
④ 色々なことに参加
何を言ってもまず、英語力の向上とは何をもって向上か、という話なのですが、これは人それぞれ。
でも一般的に言わせてもらうと、誇れるように英語が話せる様なる事、ではないでしょうか。
英語の文章だけ読めて話せなければ、意味がないですからね。日本にいる受験英語を経験した方ならそれに該当するかと思いますが…。
ではその一般的に言う英語力の向上を「話せるようになる事」に特化して話をするとしましょう。
(書ける様になる事が自分の英語力の向上だ!という方はちょっと違うのでご注意くださいね)
まず1つ目
① 日本語と英語のバランス
母国語禁止ルールの強弱があるにしても、語学学校のほとんどは母国語禁止ルールがあります。弱いところは禁止の場所が決められていたり、強いところだと先生に注意されるとペナルティがあったりしますね。
母国語禁止ルールがあってもなくても、日本語を避けて生活しようと、日本人をとにかく避けて生活しようとしている学生も時々見かけます。それも方法の一つだとは思いますが、それを強く想い過ぎて、周りから孤立してしまう事もあります。日本人にしかわからない悩み、ニュアンス、勉強法、本当は話せば有益になる事がいっぱいあるのに、日本人だからって避けて話をしない…、というのはどうなんでしょう…。もったいない気がします。
「でも英語を向上させるにはそうするしかないし…」、という方も多いでしょう。
私は日本人を拒絶する必要はないと思います。必要なのはバランスです。
留学生はすべての人が少なからず英語を勉強したいと思ってきているものです。英語を低下させようなんて思っている人はいません。特定の日本人だけで毎日一緒にいるのではなく、外国人、ほかの留学生を含めてみんなで仲良くすることで、自然に英語が増えます。友達が多いと何が良いかというと、遊びに誘われる機会が増えるという事なのです。
「え、私遊びたいんじゃなくて、勉強したいんだけど…」
今そう思ったひともいるでしょう。 友達との遊び=英語の練習 です。友達が少ない人は机に向かって一生懸命英語を勉強していても、友達が多くたくさん遊びに行って英語を話している人に向上の速さにははかないません。
日本人や日本語を毛嫌いしてしまうと、友達が少なくなってしまったり、誘わる数が少なくなってしまったり、誘われても日本人がいるから、とかたくなに鋸歯し続けた結果、不安や憂鬱感、もどかしさなどが爆発してどうしたらいいかわからなくなってしまう事も少なくありません。
私もたくさんのそういった留学生をこの目で見てきました。その多くの学生は日本人や日本語と一切の関わり合いをなくそうと努力した結果でした。
要するに、バランスが必要。
日本語ばかりじゃダメ、英語ばかりでもダメ。お互いを影響しあって一緒に頑張れる友達が日本人でもほかの国の学生でも必要だ、という事です。
たくさん日本人の友達ばかりが出来てしまうという人は、毎日誰か日本人以外の人と放課後の約束を取って回る。例えば月曜日は台湾の子、火曜日は南米の子、水曜日は中休みで日本人の子と、木曜日はみんなで自習をして、金曜日は全部ごっちゃまぜでBBQ。
予め予定を入れてしまうようにすると、日本人のお友達から誘われた時に断りやすくもあり、近づきすぎないようコントロールできます。
すでに日本人の子とがっつり仲良くなっている場合は、一緒に英語使う日決めようぜ!!っていうのもいいと思います。だってお互い英語勉強したいのは一緒なハズ。日本人だけで遊ぶ日は火&木だけにしようぜ!とか、お互いがお互いを刺激しあって頑張りあえるのが友達ってものです。
面倒くさいから日本人以外は誘わない…。そういう気分の日もあるとは思いますが、それはたまにににしましょう。何しに留学来たんですか? と聞きたくなっちゃいます。
② 予習と復習
そう、二つ目は予習と復習。これは小さいころからお母さんに言われていましたよね。私はやった覚えありませんでしたが(笑)
どんな勉強にも必要なのかもしれませんが、こっちに来てからの英語の勉強には不可欠。これをやっているかどうかで、語学学校での勉強に意味があるかどうかが大きく変わります。
なぜかというと、日本人は英語で英語の説明をされても初めはついていけないんです。先生が何を言っているかわからないです。とっても簡単な文法の説明をしていて、そんな文法は中学の時から知ってるし!!!と思うような内容をやっていても、何を言っているかわからないせいで答えられないんです。
これは極端な日本の教育システムが作り出した、英語スキルのギャップです。
文法もわかる。書いてあることもなんとなくわかる。でも言えない、聞けない、話せない。
これを日本人の英語スキルギャップと呼びます(私が勝手に)。
スキルとはこの4つ
Reading リーディング 読み
Writing ライティング 書き
Listening リスニング 聞き
Speaking スピーキング 話し
この四つのスキルにレベルの違いがありすぎるのが日本人なのです。
ヨーロッパやラテンアメリカであるブラジルやコロンビアの留学生は、その逆になります。要するに聞くことも話すこともできるが、文法などはわかっていない、というケース。これは言語の歴史からくるものがありますが、国によってさまざま。
でも、文法がこんなにわかっているのにこんなに話せないのは日本人くらいだ、と言われています。
だから、授業が全く分からないという事にならないように、きちんと予習と復習をやってくるんです。そうすることで、そこに出てくる単語は先に調べられるし、わからないことをまとめておけるので質問もしやすくなります。何なら質問の文章まで先に考えておけますね。
それをやらないとどうなるかというと、四六時中辞書を引いて授業が終わってしまいます。辞書を引いている間にもうすでに話は別のトピックになり、辞書を引いていたせいで何の話しているのか分からなくなってしまった…という結果になります。
だから、予習と復習は絶対です。
「こんな簡単なことわかってるし…」と思ったあなた、続くかな?
渡航後に本当に毎日続ける人1~3%しかいないじゃないでしょうか。
長くなってきたのであと2つのポイントは次回の【(後編)これをやれば絶対に留学は無駄にならない英語力の向上のための鉄則】で。
【(後編)これをやれば絶対に留学は無駄にならない英語力の向上のための鉄則】
③ スピーキング経験値
④ 色々なことに参加
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